お母さんへ
毎日忙しいですね。 子育てしていると1日があっという間に過ぎていくことでしょう。
特に第1子が幼稚園頃で下に乳児がいるご家庭では、毎日が戦争だと思います。
お母さんのイライラがつのる一方で、可愛いわが子ですが、つい上の子を叱ってしまう
場面は、どのご家庭でもあることです。
子どもを叱ってばかりいて、ふと気づくと、自分の顔が鬼のような顔になっていることに気づき、悲しくなり、母親としての自分に自信がなくなってしまうこともあるでしょう。
でも、おかあさん 気づいていますか?
例え、自分の顔が鬼の顔になって、子どもを叱っていたとしても、それはわが子を真剣に育てている証拠であることを・・・・・・。
子どもが一人でも、二人でも、三人でも、母親の思いは変わらず、子どもの幸せを願いながら子育てをしています。
しかし、母親とて人間ですから、心に余裕がなくなれば、子どものちょっとしたことでも腹がたってしまうはず!!(他人に八つ当たりをするよりはいいかもしれませんが・・・・・?)
イライラして子どもを感情的に叱ることがあってもいいですよ。叱ってください!!
だって、後で必ず、「可愛そうな事してしまった」と振り返っていませんか?
それでいいと思います。 親として完璧な母親などいるでしょうか?
確かに、他所をみれば、皆さん上手に子育てしているように見えますから、情けない気持ちになり、自分に自信がなくなり、益々頑張る気持ちを強く持ち「もっと、しっかりしなきゃ・・」と母親自身の気持ちが熱くなってしまうのでしょう。 心に余裕がないときは、どんなにしっかりした人でも、気持ちをコントロールする事は難しいものです。
子育てには、はっきりとしたマニュアルがありませんから、若いお母さんたちが戸惑うことが多々あるのは当たり前のことです。 子育ての戸惑いから、自分の事をだめな母親と思わないで下さい。
昼間イライラして、我が子を怒りすぎ、夜、ふと、わが子の寝顔を見て反省するお母さんは素敵です。
そんな毎日を繰り返し、少しづつ経験が増えていくと、子育てに困っている自分に気づき、「どうしたら解決がつくのかしら!!」と子育ての戸惑いに気づき、「解決する方法はないものか」と考えるようになってきます。 このことが子育てには大切なことであることに気づいて下さい。
母親の子育てのイライラがなければ、子育てが1歩前進できないのです。
「イライラして、1度立ち止まり、考える」だから 母親としての知恵がついていくのです。
「心に余裕」は大事なことですが、そう簡単には、心に余裕は持てないものです。
子育てにあわてないで、お母さん自身の気づきが出てきますから。「きちんとさせなきゃ・・・」と思わないで下さい。 「気づくこと」を大切に!!必ず知恵がでてきますから。